このまま行けば海だろうなーと気ままに歩いていると、イケメン警官が、モスクに行くの?ここをずっとまっすぐだよ、とすれ違い様に教えてくれたので、安心してそのまま突き進んだ。 暫くしてついに巨大なモスクが出現、視界が開け海が見えると気分は高揚! 大西洋ーーーーーーーー! 海にモスク! シンボリックなものを見たらやっぱり嬉しくなった。 提では、ジモトの人と思しき人々がぼーっと海を眺めている。 そんな中、一際元気な少年たちは、競うように次々に海へ飛び込んでいた。 しぶきをあげながら水面はキラキラしていてとても気持ちよさそう。 その様子を見ていたら、右隣で同様に子供たちを見ていたおじさまに話しかけられた。 小奇麗な格好をしていたのでツアリストかと思い、何処からきたのですか?と聞き返すと、意外にも現地の方だった。 ん、気づけばライカのコンデジを持っている。 連絡先を交換をし、(というより、あちらが自ら私の手帳に書いてくれたのだが・・・)少しおしゃべりをしていた。 建築家だと言う。 名前をアミンと言った。 頭に日本の某歌謡曲とデュオが過り・・・すぐに憶えた。 ‐モスクの中は見た? ‐まだです。 ‐見たほうがいいよ。案内してあげるよ。おいでおいで。 付いて行くべきか―。 すぐ“大丈夫”、と思って付いて行く。 ジモトの人だからか、建築家だからなのか、顔が利くようで、入場料は払わず顔パスで通してくれた。 この手の外国の建築物には学生時の卒業旅行以来縁がなかったので、実際中に入って見学してみると、その造りたるや、大きさたるや豪華、お~~~っと感嘆した。 歩きながら、なんだかお風呂みたいな匂いがするなぁ・・・と思っていたら、本当にハマム(お風呂)があり、実際に水も張ったままにされていた。 モスクから出た後は目の前の磯の張り付いた岩場を少しだけ歩いた。 アミン、途中誰かと電話で話し始めたと思うと、息子だよ、といきなりiphone(!)を代わられる。 喋ってみる。 電話のあちら側は、ちょっとハテナマーク漂った声で笑っていた。 とりあえず一緒にお昼を食べよう、じゃまず家に行こう、ということになった。 えーいきなり大丈夫なの・・・?と思いながらもそのままタクシー乗車。 (乗るんかい!) そこからそんなに遠くないというアミン邸へ向かった。
by filmaniayako
| 2010-06-25 16:57
| travelog
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